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コインセレクターもどきの作り方 ― Arduinoで動かしてみよう

電子工作など

先日アップしたArduinoクレーンゲームで学べた事を、紹介していくシリーズ。
今日は、コインセレクタもどきの作り方。

Arduinoでクレーンゲームを作った記事はこちら。

Arduinoでクレーンゲームを作ってみた-電子工作をかじれて勉強になったよ
Arduinoで制御する、卓上のクレーンゲームを作った。ソフトや電気は苦手意識があって避けてきたけど、個人的に取り組むと楽しい。 ―DCモーターを動かす、LEDを光らせる、音楽を再生する―小規模でも装置を作ってみると、1度に複数の事を勉強で...
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何これ?

クレーンゲームを作ったとき、お金をいれてスタートしたら本物っぽくなるなーと考えた。

本物のコインセレクターは市販されているので買う事もできるが、費用がかかる上に大きさが合わない、作るマシンにしては立派すぎてオーバースペック・・・などの理由から不採用。

そこで、簡単なモノを自作することに決めた。
偽コインの判定はできないw
チャリンと投入すると、スイッチが作動して信号を出すだけ。
今回は10円を投入すると動くように作った。

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手作りアーケードゲームの工作なんかで使えるかも。

完成像

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揃えるもの

20160519041052

1. スチレンボード(t=3)

コイン投入口の板として使う。
100均とかどこでにでも売ってる。
発泡スチロールを紙でサンドしたもの。
見栄えを気にされるなら、木の板とかプラ板でもいいかも。

2. PETプレート(t=0.5)

コインレールとして使う。
ホームセンターなどで入手できる。
クリアファイルなどいろいろ試したが、硬さ・加工しやすさともにPETが一番だった。

3. 回転スイッチ

ちょっと贅沢していいやつ買いました。600円前後だった。
動作に申し分なし。

4.ピアノ線φ0.6

投入したコインを当てて、スイッチを作動させるためのレバーとして使う。
オムロンのカタログに従って、φ0.6のピアノ線を使った。

作り方

コイン投入口とレール

  • 1:1で展開図を印刷し、貼り付けてカットする。
  • コイン投入口とコインレールの型紙はコチラ(PDF)
    A4だと1:1でプリントできます。

    f:id:noboyu:20160519050929p:plain

    ↑スイッチレバー用の切欠きは信用しないでください(笑)
    設計通りだとうまく10円がレバーに当たらず、現物で調整が必要です。

  • コインレールは、カッターの背中で山折り側にうすーーく筋をいれて曲げる。
    加減を間違うとバキッと割れるので注意。

スイッチの位置

こんな感じ。

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テスト回路

コインを入れたら、LEDが点灯する。
スイッチを押すと、消灯する。

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Arduinoのスケッチ(プログラム)

やっぱり本物が良いならば

アマゾンで格安のコインセレクタが入手できれば、Arduinoと接続できます。

格安コインセレクターを、Arduinoに接続してみた。動いたので、方法と実験結果をレポートします
ノーブランドの格安コインセレクターを、Arduinoと接続してみました。ちゃんと信号をArduinoで受けられたので、安く簡単に工作の幅が広がりそうです。
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