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センパイの話は聞き流せばいい

私にも尊敬できる「先輩」はいる。
タイトルで指しているのは、うるさいだけの「センパイ」方だ。
センパイの話は役に立たないだけではなく、聞き手を精神的に追い込むので厄介だ。

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センパイの話は、すべて結論が一つ。

具体的には、現実でもネットでもよくこんな場面に遭遇する。

  • 残業で疲れているというと・・・「いやオレは400時間だけど文句いわない」

  • 通勤時間がつらいと言うと・・・「東京ではもっと長時間で我慢している人もいる」

  • パワハラをとがめられると・・・「俺は昔もっと厳しい環境でも音をあげず~」

いろんな事例があるけど、結論はおなじ。「だから我慢しろ」だ。
「だから諦めろ」とも言い換えることもできる。
自分がただただ周りに従い、唯々諾々と我慢してきたのを偉いと思っているのだ。

「理不尽や課題に対してどう戦って何を改善したのか」を聞きたいものだけど、出てくるのはひたすら従って耐えた事だけ
それを恥ずかしい事だとは思っていなくて、偉そうにお説教という形で後輩の時間を奪いにかかってくるのだ。

根拠がなくても自信をもとう

悪意がある言葉ほど、励まされるよりも説得力があるように感じてしまうことはないだろうか。
それは自己評価が低くて自責的な人が、センパイの餌食になっているだけだ。
甘えだの自己責任だのセンパイ方が大好きなワードが、グサグサと突き刺さってしまう。

私も入社した時、資格の勉強をしているとき、会社を辞める時・・・大事なフェーズでは技術的な課題にぶつかるよりも、思い返すとセンパイに精神的に足を引っ張られた事の方が辛かった。
前者は自分の糧になったけど、後者は消耗しただけだから

センパイは、あなたにアドバイスをしたいのではない。あなたの話を踏み台にして自慢したいだけなのだ。
(我慢を自慢だと思っているのは悲しいけど)それと、自分が苦労したからあなたにも楽をさせたくないだけ
苦労のマウンティングにひるまないようにしよう。

対策は、根拠が無くてもいいからとにかく自信を持つこと。自分の考えをまず尊重して、
「この人の話は聞くに値して納得できるモノか」ってことを考える。
自罰的な人は自分の考えを押し殺してしまいがちだから、ごう慢かな?って思うくらいがちょうど良い。
うぜ・・って反射的に感じたらそれは身体的拒否反応だから、素直に従って聞き流そう(笑)

気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント (知的生きかた文庫)

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