機械設計技術者試験3級の勉強法とおすすめ参考書まとめ

機械設計技術者試験

機械設計技術者試験3級の勉強法やおすすめ参考書をまとめてみました。
私が勉強していたとき、ネットではまとまった情報はなく手さぐりで苦労したので、次受ける方の参考になれば幸いです。
※適宜加筆・修正しています。(最終更新:2017/7/12

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この記事の対象

この記事は、基礎学力低めの方(辛うじて高卒程度?)が対象です。
私がそうだったので。
物足りない方は自分でどんどこ進めてください。

試験内容

以下に、概要を書きます。
最新情報は、公式サイトをご覧ください。

受験資格

受験資格は、無し!
誰でも受けられます。

試験日程

  • 試験は年1回
  • 出願は8月上旬~9月中旬
  • 試験日は11月中旬
  • 関数電卓使えます

試験科目

9科目です。
各試験科目別のおすすめ書籍は、後述しています。

すべてマークシートです。

  • 機構学・機械要素設計
  • 機械力学
  • 制御工学
  • 工業材料
  • 材料力学
  • 流体工学
  • 熱工学
  • 工作法
  • 機械製図

関数電卓の持ち込みOKです!

普段から使って慣らしておきましょう。

勉強の進め方

  • 過去問をとにかく解きましょう!
    過去問が最良の道しるべで先生です。
    機械設計の参考書を1から読みだすと、ボリュームが多すぎてキリがありません。

    過去問を解く→本で似たような例題を探して解く→解法をノートにメモっておく

    これがオススメの流れです。

    参考機械設計技術者試験、過去問の進め方。勉強方法がわからなくて、なかなか手がつかない人へ

  • 合格点は公表されていませんが、合格率は受験者の3割程度です。
  • 70点ぐらいの得点を目標に勉強すると良いと思います。(私の肌感覚ですが、完璧を狙いすぎないという意味合いで書いています。)
  • 10分野あります。捨てる分野は容赦なく捨てて、他の分野に注力します。
    基礎学力に不安があるからこそ、あれもこれもやって間に合わないパターンになりがちです。
  • オススメの得点源は機械製図です。100点狙って下さい。
    問題数が多い上に、実務にもすぐに役立つ科目です。

過去問題の入手方法

ネットで無料で入手する

ネットで10年分ダウンロードできます!但し、答えはありません
(平成27年度分からは、答えも公表されるようになりました)

本を購入する

過去問題が解答付きで販売されています。

  • 電子書籍(キンドル、楽天kobo)で3年分(平成23~25年実施分)の合本が出ました。
    こちらは1級~3級が収録されています。

分野別のおすすめ参考書

3級の科目

科目名をクリック(or タップ)すると、その科目に飛びます。

機構学・要素設計

歯車やねじなど、機械要素について計算させる問題が出題されます。
過去問解いていくうえで、わからない事はこの本にほぼ書いてあったと思います。
基本の公式と使い方を覚えるようにしてください。

機械力学

高校で物理をしっかりやった方なら楽だと思いますが、私は苦戦しました(笑)

 過去問題でわからない事は、この本に類題として多く載っていました。
例題は式の展開から詳しめ、章末問題は解説あっさりなので少し?が残る事もありましたが、
基本的にはこの本で過去問題は解けます。

 かなり易しく書かれた本で、1番目の本では当たり前すぎて書かれてない事を埋める本です。
高校物理に自信がない人にはありがたい本です。

当ブログに、関連記事もあります

【機械力学編】機械設計技術者試験3級向け、ミニ暗記本を作ったよ
機械設計技術者試験3級向けに、よく使う公式を書きだした暗記本を作りました。今回は、機械力学編です。 A4のコピー用紙1枚で、たたむと小さな本になります。

制御工学

私はこの分野はなかなか勉強が進まず、過去問題の正答率もかなりわるくて実質捨ててしまいました。
しかしこの本で制御の概念だけでも読んでおいて損はありません。
用語を問う問題も出題される事ありますので。

工業材料

この科目、個人的には力学の計算科目よりも解くのがしんどく感じます。
文章も沢山読まねばなりませんし、勉強していないとあてずっぽではなかなか当たりません。
あるていど体系立てて知識として整理し、覚える必要があります。
(しかし深入りはキリがないので、あくまで俯瞰的に)

この本は良書です。
大判でカラフルなので、なんかワクワクします。
鉄-炭素系平衡状態図なんかも色つけてくれてるだけで、ほんと見やすい。読む気になります。
炭素鋼を中心に、各種合金の解説、加工が勉強できます。
これで足りない事は、ネットで検索すれば過去問題はすべて解けます。

当ブログに、解説記事もあります

工業材料科目に特化した記事もあるので、ご覧ください。

機械設計技術者試験、「工業材料」の重点。直前に眺めるざっくりまとめ
機械設計技術者試験の直前対策として、「工業材料」の重点をまとめました。自分の経験から、よく忘れて点を落としがちな項目を選んでいます。

材料力学

BMD SFDを自由に書けるようになるのが山場です。
梁の計算ですね。
制御工学のように難しい計算は少なく、とても勉強しやすい科目です。


この本は導入にぴったり。概念がわかります。微積分なしでどんどん例題をこなして、慣れることができます。
慣れてくると、本が物足りなくなるタイミングがありました。

そのフェーズではこの本を使いました。
微積分の式の展開も丁寧で、付け焼刃の数学知識でもすんなりと勉強できます。

当ブログに、解説記事もあります

初めて勉強される方なら、本でも分かり辛い箇所もあるかと思います。
特にモールの応力円は、私も初読では概念すらつかめず苦労しました。
できるだけわかりやすく書いていますので、苦戦している方はぜひご覧ください。

モールの応力円とは?意味と書き方を、計算をすっとばして説明するよ【超初心者向け】
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材料力学
「材料力学」の記事一覧です。

流体工学

解説も易しく豊富で、掲載問題も沢山。過去問題の類題も多い。

当ブログに、記事もあります

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機械設計技術者試験の直前対策として、「流体力学」の頻出公式と、簡単な例題をカード形式でまとめてみました。直前に眺めて、暗記した公式を思い出すのが目的です。
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熱工学

 わかりやすい機械教室シリーズです。良書です。
解説も易しく豊富で、問題が多めです。過去問題の類題も多い。
逆に言うと、言葉で説明してくれている分、文章が多いので疲れるかもしれません。
でも!計算の羅列に疲労するよりは、ずっと前へ進むことができます。

 少し古い本ですが、こちらもわかりやすい本でした。
おすすめは、 熱機関の解説。冷凍サイクルはこの本でやっと勉強する気が起きました。
イラストが随所にあり、計算から入るより概念を先に解説してくれるのがうれしい。

 伝熱に関しては、この本です。
先程紹介した「わかりやすい機械教室」は伝熱工学がカバーされていません。
伝熱工学、たいていの本は計算ばかりで嫌になりました。
しかしこの本は(もちろん計算もありますが)概念の解説、図解と簡単な例題が用意されているので、何とか放棄せずに済みました。

 熱力学の問題集です。
伝熱も収録されています。ドリル、ワークブックという感じ。
単元の冒頭に公式など簡単な解説もあるし、例題の解答は比較的丁寧でわかりやすい。
過去問で悩んだら、たいていは類題がこの本に載ってます。

当ブログに、記事もあります

どうしても気が乗らないなら、模型を眺めてみて下さい

熱機関?サイクル?まずは模型と見比べると現実感が湧くよ
熱力学。勉強のとっかかりに苦労している人に、なんとなくサイクルを感じて頂くべく、模型を動かしつつざっくりと説明してみました。

工作法

事典みたいな感じです。問題がついている訳ではありませんが、過去問のキーワードのページを読むと理解が深まります。
あとはネット検索で過去問は解けますよ。メーカーのwebサイトで豊富な情報が得られます。

機械製図

仕事で図面書いてる人なら、勉強なしでも得点率は高いでしょうね。
私は一番勉強が進んだ分野です。
仕事によっては古いJISで図面書くこともあるので、最新JISの確認にもなりました。
勉強しただけ、実務にもすぐに役立ってくる大事な砦です。

便覧です。仕事のデスクに必ずおいてます。
過去問であやふやな所をチェックしました。

名著です。図面に慣れてない方は、導入に丁度よいですね。
易しい語り口で、エッセンスがつまっています。

解説記事

機械設計技術者試験、「機械製図」の重点。直前に眺めるざっくりまとめ
機械設計技術者試験の直前対策として、「機械製図」の重点をまとめました。つい忘れがちな項目を優先して選んでいます。

最後に

あやふやな知識の整理にもなって、自信がつく本当に良い試験です。
健闘を祈ります!

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材料力学記事

材料力学
「材料力学」の記事一覧です。

▼ほかにも、解説記事を色々書いています。

解説記事
主に機械系の科目の、詰まりやすい部分をチュートリアル風に解説した記事を書いています。

その他

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