『Fusion 360 Masters』という本を読みました。
クリエイターがCADを使う様子を見られる、というのが面白いです。
どんな本?
書名の「Fison360」とは3DCADですが、この本は操作マニュアルではありません。
一言で言うと、作品集です。
15ケースの作品を取り上げ、Fison360が使われた例が紹介されています。
Fusion360を使用した各作品のモデリングや設計の工程を見る事が出来る本です。
各人がCADを使う、その様子を垣間見る
この本が興味深いと思ったのは、「ものづくりでCADが使われる様子」を見られること。
複数の人、しかもクリエイターを覗けるのが貴重です。
私も仕事で2次元、(Fison360ではありませんが)3次元CADを使っています。
そんな中
「他の人は、CADをどういうタイミングで使って何に役立てているんだろう?」
っていつも気になっていました。
入った会社で周囲を見ても、同じ職場ならみんな似たような使い方しかしていませんし。
様々な作品へのアプローチが見られるので、本書はそんな好奇心を満たしてくれます。
前書きに「チュートリアル本ではありません」と書かれてあるものの、丁寧に製作工程が紹介されています。
スクリーンショットも掲載されてるので、大いにヒントになります。
自分ならどう活用するだろう?と考えると創作意欲が湧いてきます。
Fison360は、手に届くCAD
どれだけCADで凄い事できるんですよ!と言われても「どうせ高いCADなんだろな」と思ってしまいますよね。
一般的にCADは高価で購入も面倒(代理店を通したりとか)な印象ですが、Fusion 360はかなり入手が容易です。
学生や趣味の工作、スタートアップなら無料で使えます。
私もPCには入れていますが、お絵かき程度しかまだできていません。
自分もなんか創りたいぞとワクワク、ソワソワする、そんな本でした。
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