会社員時代、無力感でいっぱいだった。
自分には何もできないし役立たずだな・・・と会議とかで意気揚々と振る舞ってる
先輩らを横目に思ったったものだけど、それは環境によって刷り込まれたものだった。
つまづいたら最後、役割が固定される
私のいた会社は、社歴の長い人に逆らいにくいという風潮があり、短い人間はものをいえない風潮があった。
さらに
- 長い社歴で得た情報は一人で取り込む。だから字引扱いで、重宝されている。
- 同僚としてではなく「先輩・後輩」という上下関係を重視して強要する。
- 後輩が勇気を出して役割を立候補すると、失敗するのを手ぐすねひいて待っている。
- 下戸だったりタバコが吸えないと、情報網から漏れる。
結構ひどいと思っていたけど知人には会社では普通だよ、と言われてしまった。
いやな社会だ。体育会系が得意とかこういう昭和な組織に慣れきっている人なら良いけど、合わない人も確実にいるはず。
かたやタバコが吸えて、深夜や休日の飲みにも出てくるつきあいの良い人は可愛がられていたから、完全に私は嫌われてしまたんだろう(笑)
「おまえには無理」何回聞かされたセリフだろうか。
嫌われた私は、色々な経験をする機会を得にくく、何とか得た役割も孤立無援で、失敗からのそれみたことか!というループだった。
退職時は完全に自信を失っていた。自分にはコミュ力がなくて何もできない、これからどうしよう
あれ?自分にもできた・・?
フリーになってからは、自分がリーダーだ。
基本は設計のみの請負だけど、試作まで必要になったら加工業者さんに外注したりする。納期の管理や、工場に出向いたり、自分が仕切って打ち合わせしたり。
ほぼ、自らの判断で動く。
こういうこと、会社員時代は「自分には絶対無理」だと思ってたこと。
設計に関するテクニカルスキルが自営であがったという話ではなく、これは心の問題だ。
生え抜きか中途か、学歴は?専攻は?性格は、酒はのめるか?そいうバックグラウンド含めて上司に気に入られないと、職場カーストの最下層入りだから(笑)
経験する機会すらなく、時間が経っていく・・・。
環境をかえてみませんか?
自信を持てなくなってしまった人は、環境を変えてみるのがおすすめだ。
環境に萎縮してしまっているだけかもしれない。
思い切ってフリーになったり、転職したり。
一度立場が固定されてしまったら、おなじ環境で芽を吹くのには途方もないストレスがあって疲労するだけだから・・・。
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