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2次元CADでのバラシのコツ。部品図展開のちょっとした作業テクです



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2次元CADでのバラシ(部品図作成)作業のコツを紹介します。
設計・製図の解説ではありません。
CADを使った作業テク、といった趣で書きました。

コツ1.キリの良い数字で、遠くに飛ばす

部品形状を選択したら、複写で遠くに飛ばします。

500とか1000とか、覚えやすいキリの良い数字が良いです。

複写先で部品図作成用に、形を整えていきます。

作業イメージはこんな感じ。

autocadの複写で飛ばす

20170604200857

あまりに元図がグチャグッチャなら。
複写ではなく移動で飛ばし、色を変えたりレイヤを分けたりして整えた後に元図へ戻すという作業でも役立ちます。

普通は移動や複写だと基準点を決めねばなりませんが、この方法だと数値入力だけで元へ戻せます。

基準点探すのって間違いやすいし、面倒なんですよね~

メリット

複雑なパーツだと、「あ!元図から形を取り損ねた」みたいなことがよくあります。

そんな時、既にピックアップした部品形状に正確に合流させられます

元図にもどって選択し、先程と同じ距離だけ複写で飛ばせば良いだけです。

全部同じ色、同レイヤ、グループやブロック化もされていないような手強いデータに有効です。

一度に部品形状を拾えなくても、少しずつ選択してポイポイと複写で飛ばせばOKです。


コツ2.部品点数が多いなら、その場でレイヤ化

コツ1は、部品点数が多いと場所が無くなってきます。

もう四方パーツだらけだよ!となって作業性が悪くなるかもしれません。

その場合は、選択したらその場で新規画層(レイヤー)化しましょう。

AutoCADでも、選択したレイヤーだけ表示させる機能(layisoコマンド)があります。 コマンドで瞬時にON/OFFできます。

レイヤも、コマンドやショートカット一発で新規画層が作れます。

別記事にまとめているので、参考にどうぞ。

▼別記事

さいごに 他人の図面をバラすのは大変

自分の検討した装置の部品図を描く。
この場合は、部品の形状も全部把握してるので問題ありません。

問題は、他の人が検討し書いた図面を託された時です。

「部品図作成」「バラシ」と聞くと、ただ組立図から部品図を拾いだすという印象かもしれません。

そして組立図というと、技能検定の課題図のように風船を飛ばしキッチリと製図通則に則り作成された図面というイメージ。

しかし個人的には、組立図レベルの図面は回ってきません(笑)

基本設計図段階のものが、やってくることになります。
(人によっては計画図や検討図と読んだりするかも)

「とりあえず装置の検討が終了し、パーツの位置や大きさがわかる」といった具合の、図面というよりはCADデータ。

こういう場合は、部品を取り出すだけではなく詳細形状も検討せねばなりません。
場合によっては、基本設計そのものに変更(修正)が発生する場合もあります。

その為にはCADで整然と作業を進めないと、基本設計もろともグチャグチャになって訳がわからなくなります(笑)

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