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【Autodesk Inventor】iPartの使い方。部品のバリエーション作りが捗ります

Autodesk Inventor

Autodesk Inventorの機能、「iPart」の使い方を説明します。
類似品の作図を省力化できます。

お知らせ

    (2024/7/30)大塚商会様のWEBサイト「CADJapan.com」に、記事を寄稿させて頂きました。
    当記事を基に、Inventor Professional 2025で動作確認の上、記事作成を行っています。

    🔻 是非ご覧ください。

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    ipartの使い方(作り方)

    操作の流れ

    ipartを使う流れ

    1.一つモデリング

    まず、基本の形状を一つ、モデリングします。

    気をつけてほしいので、あとで可変することを考えて3D化を進めて下さい。
    これは何度かやっているとわかってくると思います。

    可変する寸法には、あらかじめ名前を付けておくと楽ですよ。
    例えば、基本形状の寸法が100の個所に、「length」という名前を付けたい場合。
    こう書けば、名前が付けられます。

    
    length=100
    

    2.可変寸法に名前をつける&確認

    モデリングが終わったら、可変させる寸法に名前をつけていきます。
    「パラメータ」という機能を使います。

    Inventorでパラメータ設定

    さっきモデリングしたときに付けた名前は、すでに入っていますね。
    つけ忘れた寸法には、名前をいれておいてください。

    パラメーター一覧は、エクセル読み込み可

    また、可変させる寸法が大量にある場合は、項目をエクセルで読み込むこともできます。
    「リンク」をクリックして、エクセルファイルを読み込んでください。

    一覧の書式は、こんな感じです。

    3.「ipart」ボタンを押す

    はい、では「管理タブ」→「ipart」ボタンをポチっと押してください。
    バリエーションを作るモードに入ります。

    下の段がバリエーションの一覧です。
    ある程度自動でパラメーターがリストに入っていますが、更に追加したりする場合は、
    上の項目をいじくって下さい。

    OKで閉じます。

    4.エクセルでバリエーションを入力

    はい、これでバリエーションを作る準備が整いました。
    あとは、リストを作成するだけです。

    左のツリーから、「テーブル」を右クリック。
    「スプレッドシートで編集」を選んでください。

    はい、エクセルが開きます。

    ポチポチと入力していってください。
    出来たら、上書き保存をして、エクセルを閉じます

    5.完成!勝手に生成される

    エクセルを閉じてInventorに戻ると、自動的に生成されます。
    はい、完成です。

    ▼(gifアニメ)左のツリーから、クリックでバリエーションを切り替えています。

    ipartsが役立つ場面

    似た形状の類似品、バリエーションを作る際に手間が減ります。
    役に立った事例は、別記事に綴りました。

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