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【サービス終了】粘土の模型をReMakeで3D化して、Fusion360で活用。設計が捗りそう。

のぼゆエンジニアリング

粘土でこねるように3Dができたらなあ…とよく思います。
複雑な形状だと、設計検討よりもモデリング作業に労力を持っていかれがちで。
じゃあ本当に粘土をコネればいいじゃん、ということで粘土から3Dモデル化してみました。

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2019/5/21:サービスが終了になり、使えなくなりました

この記事の方法は、「Autodesk ReMake」の終了に伴い、使えなくなりました。

同じことをするには、「Autodesk ReCap Pro」というソフトの「ReCap Photo」というツールを使う必要があります。
こちらは有料(サブスクリプション)です。

詳しくは、説明サイトをご覧ください。

ReMakeの終了について

knowledge.autodesk.com

www.autodesk.com

ReCap Proについて

www.autodesk.co.jp

まずは結果

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ブログのマスコットののぼゆ君を粘土で作りました。
目など、細かい部分が潰れてしまっていました。
これは3D化前の写真が手持ちスマホだったので、ピンボケなど画質が悪かった為だと考えられます。

逆に言うと、そのレベルでも大まかな形状は拾えています。
便利便利。

3D化する方法

3Dスキャナがなくても写真から3D化することができます。

以前、こんな記事を書きました。

こちらに方法を書いています。

Fusion360で作業するなら

上記記事では、Inventorなど各自普段使いの3DCADへスキャンデータをエクスポートする前提で書きました。

しかし、曲面形状のモデリングならFusion360のスカルプ機能もおすすめ。
高機能で操作が楽です。

Fusion360で作業するなら、Fusion360で扱えるようにデータを変換せねばなりません。
変換は、スカルプモード→ユーティリティ→変換から起動できます。

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また、編集モードにあわせて、変換してください。

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補足です。

メッシュからTスプラインに変換時、エラーが出たら

スカルプモード→ユーティリティ→ボディを修復→自動修復を立ち上げてください。
ボディを選択したのち、自動修復ボタンをクリックすると治る場合があります。

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TスプラインからBRepに変換時、エラーが出たら

スカルプモード→ユーティリティ→均一化を立ち上げてください。
ボディを選択し、実行すると治る場合があります。

何に活用しようか?

どんなときに役に立つのか、考えてみました。

下絵として

スキャンデータをそのまま使えれば良いですが、形状変更がし辛いかもしれません。
そんな時は、形状を拾うための下絵としてデータを使うのがよさそうです。

たとえば、スカルプモード→修正→プルをつかえば、新しく描いた平面をスキャンしたオブジェクトに吸引することができます。

立体的な魚拓をとるようなイメージです。

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使い方によっては、凹凸を拾ったり1からのモデリングよりは省力化できそうです。

基準物として

たとえば、人形の服や装備を作りたいとき。

人形を3Dスキャンして、データ化。
それをFusionにインポートして、スカルプモードで服を作っていくなんてことができそうです。

使う機能としては、スカルプモード→作成→面(若しくは平面)から平面をつくり、面をひたすら貼り付けていくことになります。

実際に、足型をスキャンして靴をモデリングしている作例があります。

Modeling a Shoe in Fusion 360

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