先日、ゴム栓に穴を開ける必要に迫られ、「コルクボーラー」という器具を使ってみました。
無事開けられたので、結果をレポートします。
このゴム栓に穴をあけたい
試験管のフタに使うゴム栓です。サイズは9号。
これにΦ4mmの穴を開けて、Φ4の部品を通したいんです。

以下に、試した方法とその結果を書きます。
「コルクボーラー」で開けました
ゴム栓やコルク栓に穴を開ける専用器具「コルクボーラー」を使いました。

初めて使うのでモタつきましたが、無事成功しました。

アマゾンで買いました。
使い方
刃を押し付けながら、回転させます。
刃にゴムが詰まったら、付属の棒で押し出すことができます。
穴開けの様子を、動画で録りました。スマートではありませんがw、参考にご覧ください。
作業した感想
かなり小さめの穴ができる
今回は、外径が5mmの刃を使いました。
貫通後に、試しにM3のボルトを入れてみたらかなり窮屈でした。
ただ、3mm程度なら手で通せます。
Φ4の部品は、手の力ではなかなか通らないのでハンマーでソロソロと叩きながら入れました。
ちゃんと開くけど、楽ではない
ゴムの加工、しんどいんですね……。
普段は木やアルミくらいしか穴あけ経験がないので、結構疲れました。
縮むし加工面はボロボロになるし、大変です。
でも頑張ればちゃんと穴ができるので、コルクボーラーを買って正解でした。
(失敗)鉄工用ドリルを使ってみると?
アルミなど金属の穴あけに使っているドリルビットを電動ドリルにつけて、穴あけしてみました。
たしかに刃はすぐに通って楽ですが、削り切れておらず穴になっていませんでした。
4mmのドリル刃を貫通しても、Φ2mm程度の部品すら通らない……という具合です。
試していませんが、ゴムや木工用などドリルの種類を変えると何とかなるかもしれません。