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歌うと楽しい。バロック音楽の作曲家パーセルのおすすめ歌曲を紹介

音楽

私はクラシック音楽が好きで、特に古楽をもっぱら聴いています。
最近は聴くだけではなく、気分転換に歌って楽しんでいます。
おすすめの曲を紹介するので、ぜひ聴いてみて下さい。

※ ちなみに、本格的に声楽を習っているわけではありません。
ただ密かに一人で熱唱しているだけです。
絶対に見られたくありませんが、なかなか面白くてハマっています。

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パーセル(Henry Purcell)

パーセル(Henry Purcell)は英国イングランドで17世紀半ばに生まれ、中期バロック時代にたくさんの名曲を残した作曲家です。

詳しくはwikiにまとまっているので、興味のある方は覗いてみて下さい。

器楽曲も良いですが、特に歌曲は歌詞が英語なので歌いやすくて好きです。
得意ではなくても、言語として比較的馴染みがあるのでネットで調べやすいですからね。

メロディがはっきりしていて、耳に残る曲が多いです。
しっとりと美しい曲、アップテンポでノリが良い曲……いろいろあります。

さて、ひとまず3曲紹介します。短い曲なので、覚えやすいですよ。

1. Z 629: I am come to lock all fast

この曲は、妖精の女王(The fairy queen)というセミオペラの劇中歌です。
妖精の女王はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の翻案劇。

第二幕(Act 2)の夜の森のシーンで歌われる曲で、Mysteryという役が担います。
短調で神秘的、不思議な世界観が濃縮されたアリアです。

歌いたい方は、歌詞を含んだ台本が見られますのでご覧ください。

視聴できます。

こんなノリの良いアレンジもあります。

Amazon Music Unlimitedに登録すれば、定額で聴けます。聴き比べが捗ります。

2. Z 629: One charming night

この曲も、妖精の女王(The fairy queen)というセミオペラの劇中歌です。
物憂げで、魅力的な曲です。声質も様々な歌手が歌っており、聴き比べるのが楽しいです。私はカウンターテナーが好きですね。

先ほど紹介した「I am come to lock all fast」に続く流れで歌われ、Secresieという役が担います。

歌いたい方は、歌詞を含んだ台本が見られますのでご覧ください。
(Secresieで検索したら歌詞部分にたどり着きます。)

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3. Z 382: I love and I must

愛の苦しみを歌う熱い曲。
短くて簡潔ながら大きく盛り上がり、熱唱できます(笑)

クラシックレーベルのサイトに、詳しめの説明がありましたのでリンクを貼っておきます。
I love and I must ‘Bell Barr’, Z382 – Hyperion Records

このサイトから解説文の一文を引用します。

The poet bemoans that if she were rational about her lover, who has another lady suitor, she could solve her problem.

I love and I must ‘Bell Barr’, Z382 – Hyperion Records

すでに婚約者(lady suitor)の居る恋人に納得できず冷静になれなくて嘆いている……というような感じでしょうか?(英文を読み違えていたら、すみませんm(__)m)

歌詞はこのサイトに載っていました。

Dorothee Mieldsさんの歌うパーセルは極上です。甘く、情熱的。一瞬で魅せられました。このアルバムで、I love and I mustを知りました。

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また追々、古楽の推し曲を紹介していきます。短調でかっこいい曲が多く、心が湧きたったり穏やかになったりと、名曲目白押しです。

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