Windowsのエクスプローラーをタブ化すると、ファイル管理の効率が向上します。
タブ化はデフォルトでは無理ですが、「QTTabBar」というツールを使えば実現可能です。
「QTTabBar」のおすすめ設定と方法を紹介します。
タブ化すると何が良いの?
Windowsのエクスプローラーは、デフォルトでは1つのウィンドウにつき、1つのフォルダしか開けません。
しかしタブ化すると、1つのウィンドウの中で複数のフォルダが見られるので、すっきりと作業ができます。
でも残念ながら、タブ化はWindowの標準機能ではありません。
そこで「QTTabBar」というツールを使います。
「QTTabBar」とは?
Windowsエクスプローラーの機能を拡張するありがたいツールです。
窓の杜、もしくは公式サイトから入手できます。
▼公式サイトのチュートリアル
おすすめ、超シンプル設定
「QTTabBar」は多機能なので、外見や機能は幾通りにも変えられます。
それ故、最初は何をどうすればよいかわからず、かなり戸惑ってしまいました。
そこで、私の設定を紹介します。
下図をご覧ください。
(環境はWindows10 64bit)
- タブ位置に色をつけて見やすくした
- フォルダエリアは、背景が白だとまぶしいので水色にした
- 左側によく使うフォルダを帯にして出した。
これだけでも、とても仕事が快適になりました。
この外観にする方法を紹介していきます。
導入方法
この記事では、Windows10 64bitで動作させています。
1.ダウンロードとインストール
窓の杜、もしくは公式サイトから入手できます。
ダウンロードしたファイルを実行して、指示に従って進めます。
公式サイトのチュートリアルでも、インストール方法が説明されています。
2.一旦ログオフし、再ログオン
ログオフしてログオンします。
その後、フォルダ(エクスプローラー)を開きます。
3.「QTTabBar」を有効にする
メニューの「表示」をクリックし、「オプション」(文字の部分)をクリック。
出てきたメニューのうち、
「QTタブバー」をクリック。
すると、タブ表示になったのが確認できるはずです。
これで、「QTTabBar」が導入できました。
設定方法
次に、見た目や機能を自分好みに調整していきます。
このツールは色んな事ができますが、とりあえず私の気に入っている外観にする方法を紹介します。
こんな感じに整えていきます。
1.ナビゲーションウィンドウを非表示にする
ナビゲーションウィンドウは邪魔なので消します。
「表示」からオフにできます。
2.タブ位置に色をつけて見やすくする
ツールバーで右クリック→「QTTabBarのオプション」を選択。
左側の「見た目」をクリック。
「ツールバー」タブをクリックする。
「ツールバーの背景色」にチェックを入れて、任意の色に変える。
3.フォルダエリアは、背景が白だとまぶしいので水色にする
ツールバーで右クリック→「QTTabBarのオプション」を選択。
左側の「見た目」をクリック。
「フォルダービュー」タブをクリックする。
「基本の背景色」にチェックを入れて、任意の色に変える。
4.左側によく使うフォルダを帯にして出す
メニューの「表示」をクリックし、「オプション」(文字の部分)をクリック。
出てきたメニューのうち、
「QTコマンドバー(縦)」をクリック。
すると、帯状のエリアが現れます。
あとは、
任意のフォルダを、ドラッグアンドドロップするだけです。
ちなみに、出てきたコマンドバー上で右クリックすると、アイコンの大きさなどカスタマイズできます。
参考リンク
この記事で紹介したのは、機能のほんの一部です。
他にも色々機能がありますので各自いじくってみてください。
ダウンロード
窓の杜、もしくは公式サイトから入手できます。
チュートリアル
詳しい仕様は、公式サイトのチュートリアルに記載されてます。
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