この記事では、私が昔受けた資格「大検」について書きます。(現在は「高認」に名称が改まりました)
正式名称は「高等学校卒業程度認定試験(旧称:大学入学資格検定)」です。
文科省の公的な資格です。
高校生活に悩みがあるなら、「高校中退→高認とって大学受験」は合理的でアリな選択肢ですよ!と背中を押したい。
いじめや高校内部のしがらみに消耗してる暇があったら、すぐにそこから逃げて次のステップに行けばいいんです。
中卒後にすぐ取る事も可能です。
その後は大学進学に向けて家で勉強してもいいですね。
高校3年間の時間と費用の無駄をショートカットできるんです。
あなたが、判断すればいい
周囲の意識としては「高校は義務教育」でしょうから、色々言われるかもしれません。
高校進学者に比べると大検取得者はマイノリティーですから、全員の理解を得られないのはやむをえません。
高校も出ないとこれから社会人としてやっていけない、最終的に大学を出たとしても高校を出ていないとダメ、中退は人生終わり・・・色々言われて悩みましたが、選択に後悔はありません。
私は16歳の頃に大検を取得しました。勉強期間は半年くらいです。
独学で十分。高校参考書は星の数ほどありますから、自分のレベルにあったものをチョイスしてください。
私は大学進学は事情あってしませんでしたが、設計会社にもぐりこんで修行できたのもこの資格のおかげです。
その始めのステップを踏んで今は一応フリーで仕事が出来るようになりました。
人生終わるどころか、始めるためのツールになってますよ。
大検が無くて高校進学が必須だったら、私はきっと潰れてます。
もちろん、つつがなく高校を出られるならそれに越したことはありません。しかし何か辛い問題があるならば高認という選択肢を頭に入れておけば、行動範囲が広がります。
概要を下記します。
高等学校卒業程度認定試験とは(旧称:大学入学資格検定)
どんな資格?
高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。
合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。
また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。
受験資格
満16歳で受けられます。
ただし、合格しても18歳に達した日の翌日から認定試験合格者となります。
公式サイト
試験科目や概要は、下記サイトをご参照ください。
高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定):文部科学省
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過去問
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自作過去問を作って、携帯すると勉強が捗ります。