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機械製図技能検定2級の実技、準備時間を有効活用しよう



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機械製図技能検定2級の実技、準備時間を有効活用しよう

機械製図技能検定2級の実技試験は、まっさらな状態から図面を描いていく。
課題図の製図に入るまでの作業は、ばかにならない。
なお、試験では開始前に練習時間(準備時間)が与えられる。
図枠の作図などの準備は、意識して定型化しておこう。

2017/11/13 修正

試験開始前の「練習時間」に、Autocadのカスタマイズを済ませておこう

本試験が始まる前に、30分程度の「練習時間」(準備時間)が設けられる。
そこで下記1~4を済ませてしまえば、楽になるだろう。

あくまでCADの調整や慣らし時間である。
図枠の作図はダメなので注意

やって良い事は、受験票に同封されてくる「実技試験問題概要」という書類に記載されているので熟読しておくこと。

毎年受験している訳ではないので「練習時間」が必ずあるとは断言できないが、試験官の指示に従って効率よく時間を使おう。

テンプレートも何もない。ゼロからの作図。

試験場で使うのは、まっさらのCADだ。
会社の業務だと図枠や記号はテンプレートとして与えられる事が多いが、試験では図枠から描く。

もちろん採点対象になるので、手抜きは厳禁だ。

快適に作図できるよう、自分なりの準備を。

実際に組図を読み取って製図を始める前に、ひと手間の準備を。
製図が快適になるはずだ。
鋳物の図面が多くて、普段業務で慣れてる人以外は読図に苦労する。
さらにCADの設定に手間取って調整しながらでは、ストレスも半端ない。

予め準備事項を自分なりに整理しておくと、楽になる

個人例の紹介

例えば私なら、与えられた準備時間に真っ先に製図に専念できる環境を作った
CAD設定は試験開始後にやると時間の大きなロスになる。

試験開始前の「練習時間」に、1~4はその時に済ませておくと良い。

 こんな感じ。

1. 寸法設定。

AutoCADの場合、デフォルトだとすごく見辛いしJISではない事が多い。
並列寸法の間隔など、整えておく。

2. 各種記号をゼロから描けるようにしておく。

表面粗さ記号、穴記号など。

穴記号は、環境によってはフォントとして登録されている可能性がある。
マルチテキスト入力画面で「右クリック」→「シンボル」→「その他」をクリック。
「AMGDT」というフォントがあれば、そこにザグリや皿記号が入っている。

f:id:noboyu:20160821034919j:plain 見当たらなかったら、諦めて描こう。

いつもは既に登録したテンプレートを呼び出しているので、いざゼロからかくとなるともたついてしまう。

3. レイヤー設定

私の場合だが、線種別にレイヤーを設けた。
すると後でメンテしやすいからだ。
全部BYLAYERでかいておいて、レイヤーで一括設定すれば色や太さも手早く変更できる。

4. UIのカスタマイズ!

いまどきのAutoCADはリボンスタイルがデフォルト。
私はこれが大嫌いなので、そそくさとクラシックスタイルにした。 コマンド使うから変わらないのでは?って言われそうだが、クラシックスタイルの方が画面も広いし、何より落ち着く。
まぁこれは個人の好みだ。

新しいバージョンのAutocadではクラシックスタイルへの変更に手間がかかる。
予習しておこう。

おすすめ参考書

製図全般

図面って、どない描くねん! (第2版)-現場設計者が教えるはじめての機械製図-

図面って、どない描くねん! (第2版)-現場設計者が教えるはじめての機械製図-

製図の本って、たいていJISを掲載しただけのイメージがあった。
しかしこの本は、実践的でわかりやすい。
JISだけでなく著者の言葉による解説もあるから、とてもためになる。
改訂前からこの本のお世話になっている。
試験のためだけではなく、仕事にも役立つ本。

試験テキスト

機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド?1、2、3級実技試験対応?

機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド?1、2、3級実技試験対応?

試験のテキストだ。
JISの抜粋と、問題の解き方が解説されている。
平成25年度の実技課題と解答例が収録されている。

機械製図CAD作業技能検定試験1・2級実技課題と解読例

機械製図CAD作業技能検定試験1・2級実技課題と解読例

前書よりもコンパクトで実戦的。
JISの製図規格の抜粋は省かれている。部品図展開の進め方の具体例鋳造など課題図にまつわる加工法の解説がなされていて、バラシの実務書としてもおすすめ。
平成26、27年度の実技課題と解答例が収録されている。

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