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のぼゆエンジニアリング

ゼロから機械設計を勉強してみたりするブログ

ポンチ絵スキルでエンジニアっぽくなろう



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のぼゆエンジニアリング

機械設計を仕事にするときに必要なスキルってなんだろう?
計算ができるとか機構をすぐに考えられるとか、「いかにも」な事はもちろんだけど、それ以外で考えてみた。
今日はポンチ絵スキルについて書いてみる。

言葉では絶対に伝わらない

ここでいうポンチ絵とは、自分の考えを伝えるためのまんが絵、ラフ画をさしている

機械設計と一口にいっても、所属してる工程によって仕事内容も違う。
上流工程なら社内で仕様をまとめて構想設計後、細かい事は協力会社や別部署へ。
下流工程ならその逆で、仕様を聞いて具体化するというようなシーンがあると思う。

両方の立場の経験があるが、共通して感じたのは「言葉では絶対伝わらないなあ」ということ。特に仕様についてやりとりするような打ち合わせの場で強く感じた。

例えば入社したばかりの時。
センパイ方:「あれをそれで」
協力会社 :「OKす」

という会議でのやり取りをみて、「それでって何ですか?」って聞いてもウザがられたので、「いいなあ・・あうんの呼吸なのかあー」と思っていた。

しかしいざ上がってきた図面をみたら全然思ったものと違っていて手戻り発生、でよく炎上するのだった(笑)

より多くの人を巻き込める!

私がセンパイの代わりに会議を任せてもらった時は、どんな些細な仕様でも絵をかいて伝えるようにしていた。 絵といっても立派なCAD図面とかじゃなくて、フリーハンドでホワイトボードとか紙に簡単にかいた、アイソメ図もどきのレベルだ。

「未経験で仕事してる」っていうハンデというか不安があったからすがる思いでやっていたことだけど、とても有効だった。 メリットとしては、

  • 絵に起こす事で勘違いがかなり減る

  • たくさんの人にレビューしてもらえる

この2つが大きい。

後者だが、言葉や2D図面だけで話をしていると渦中の担当者以外には関心をもってもらえず、聞き流されてしまう。

直接の担当者じゃないかぎり構造も見えないし、イメージがわかないのは当たり前だ。

しかし簡易にポンチ絵を描いて確認すると、2D図面に慣れていない他の部署の人たちや直接の担当者以外からも意見を頂けることが多くなったのだ。

それに、さっと立体図をフリーハンドで描けたらエンジニアっぽくてかっこいい(笑)

どうやって身に付ける?

はっきり言って私は人前でスケッチとか絵を描くのが苦手だ。線も緊張して震えてフニャフニャでみっともない。だからどうしたかというと、こっそり練習した(笑)

会議とかが前もってわかっているとき、誰かに相談したいときは事前に何回も描いていた。

ただ、それだけだとその場しのぎなので、並行して本でも訓練した。
図学の本をかじったり、製図の本の練習問題をやったりしたなかで気に入った本を紹介すると、

基礎製図演習〈2〉正投影図と立体図

基礎製図演習〈2〉正投影図と立体図

軽いワークブックのような感じだ。等角投影などの立体図法の説明と演習問題がある。
読図の練習になるし、立体思考に慣れることができた。
良い本だけど、量が少ないのでちょっと残念。でも一冊仕上げやすいので、まずは自信にはなる。

これは最近本屋で見て感動した。まさにこういう本が欲しかった!というドンピシャの内容だ。
空間認識能力を鍛えるためのワークブックで、上記で紹介した本のような読図と立体図の練習が沢山できる。

無理に手描きにこだわらなくてもいい

手描きでさっと描けると便利だけど、どうしても苦手なら無理にこだわらなくてもいい
複雑な構造だとポンチ絵とはいえ時間がかかるし、絵がうまくてもゴチャゴチャして結局わかり辛くなることもある。

そんなときは、3DCADでポンチ絵を描くのが良い。3D?時間がかかるって思うかもしれないけど、綺麗に描かなくてもよい。
寸法なんて無視。押し出し多用レベルで、動きが伝わるように拘束だけかけておけば立派な3Dポンチ絵だ。

上で偉そうにポンチ絵を描いた!とか言ったけど、割合としては3Dポンチ絵の方が多かったかもしれない(笑)

今は色んなツールがあるから、ハンデも十分カバーできる。

初心者でも苦手でも気軽に取り組んでみよう!

© 2017 のぼゆエンジニアリング