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のぼゆエンジニアリング

ゼロから機械設計を勉強してみたりするブログ

エンジニアって名乗ったらダメなの?



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私はエンジニアと名乗るのに抵抗がある。メカ屋っていうのもいやだ。
過去のトラウマも理由だけど、自分にできないことや勉強すべきことがたくさんあるので、まだ名乗りたくないのもある。 お客さんの同行とかで「エンジニア連れてきました~」って紹介されるとムズムズする。
じゃあどうやったらエンジニアって名乗れるのか、考えてみた。

自分が扱われてきたトラウマ

私がこんなことをくどくど考えるようになってしまったのは、自分の扱いに対するトラウマかもしれない。
なんかメカや電気系って「機電の結束」みたいなのが固くて排他的に感じることがある。 私は機電系の学校を出ていないので、仕事を覚えた後でも何かにつけ「部外者」扱いされていたから。

私がいたことのある会社の新卒入社組は、初日の自己紹介で堂々と「メカ屋です」「エレキエンジニアです」とか名乗っていた。読図もあやしかったけど・・・ 非難しているわけじゃなくて、その自己評価の高さが羨ましかった。 彼らのレベルの時は私は存在価値を見いだせなくて毎日吐くほどのストレスを感じていた。

そもそも、「その人がいましている仕事」よりも「その人のバックグラウンド」を重視してあれこれいう風潮が嫌だった。
私だけじゃなく、文系出身者に何かにつけ「理系じゃないのにわざわざ設計?」とか言ったり、女性に「CADオペやってろよww」とか言ってのけるような会社だったから、特別ブラックな会社だったのかもしれない。

彼らの定義では、エンジニア=大学で工学を専攻した人して就職した人だけが名乗るものなんだろう。

そもそもエンジニアってなに?

世間的には、「なんでも修理できる人」って思われてるかもしれない。 いきなり車が壊れたとかいって呼ばれてもお手上げだ。

『デジタル大辞泉』による「エンジニア」の定義はこうだ。

機械・電気・土木・建築などの技術者。技師。

更に「技術者」を引くと、

科学上の専門的な技術をもち、それを役立たせることを職業とする人。技術家。

とある。

でも、全エンジニアが厳密に「科学上の専門的な技術をもち、それを役立たせて」いるかというとそうでもない

工程によってやることも違う

私が少し働いていたセットメーカーでは、社内の調整に全エネルギーを注いでいた。 根回しとか、すりあわせとか。 仕様がまとまると、ラクガキレベルのポンチ絵を協力会社に送信しておわり。 あとは付き合いが長い協力会社さんが、詳細設計から量産までやってくれる。

10年いる人もいたけど、技術的な実作業は結構ひどかった。 手加工の工具の扱いも悪いし、JIS準拠の製図すらあやしいレベル。 (三角法と一角法が混じってて加工業者さん大混乱とかw)

でも、社内を調整したり外注業者をまとめたり、プロジェクトを仕切る「管理力」は高い。

設計の職人としてのスキルはなくても、セットメーカーならそれでOK。 仕様を定義してまとめあげてなんぼ。逆にちまちま図面かいてたら、プロジェクトが滞る。

だからエンジニア=設計職人というわけでもない。

もうみんな好きに名乗ればいい

私が定義してみた。

  • おかれた環境や会社で、技術的っぽい事を担当している人

これなら上流から下流まであてはまる。みんな名乗れる(笑)

エンジニアは機電系出身者だけの聖域でもなくて、単なる職種の一つだと考えよう。
異分野からの転向者だろうが、気兼ねすることはない。

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